少年ハリウッドを観ました
アニメ少年ハリウッドを二期まで一気観しました。すんごい良い作品だったよ!!ツイートだと長くなりそうだからブログにします
ありがたいことにフォロイーさんから、塔子さんに合いそうとおすすめを頂いたことが鑑賞のきっかけです。
このおすすめがなかったら一生触れなかった作品かもしれない……感謝……
とっつきにくいと言うか、他のアイドルアニメほどの華やかさ、キャッチーさはありません。「どんな作品か分からないけどキャラデザが刺さったから観ようかな!!」みたいな取り込み方もあまり見込めない。
でも本編観たら、それは全部少年ハリウッドを構成する大切な設定だった。丁寧で誠実な作品で好感度爆上がりです。
「普通の男の子が突然アイドルになる」系のお話なんですが、その普通さの描写が強くて毎話感動しっぱなしでした。
キャラクターにとって「面白い」作中会話が、視聴者にとってもサムくないって結構難しくない……?
そして、ダンスが苦手なキャラクターが、マジでなかなかダンスが上手くならない。リアル過ぎる。
作中折にふれてダンスが下手だと言及されるマッキーの最終話でのステージ、カケルくんとのJIN JIN、カケルくんと並んで踊ると本当にキレの悪さが際立っている。踊れてはいるが圧倒的なパフォーマンスではない。
華やかさより伝えたいリアルがそこにはあったんだ……
あと結構びっくりしたのが、握手回でキラくんに「ちやほやされるのって、飽きないよね」って台詞があったこと。めっちゃ良い。私が自分のキャラクターを描く時、キャラクターを誰かに愛してほしいと思う時、この言葉を日和らずに言わせることができるか?ってめっちゃ考えてしまいました。
もちろんキラくんがそれを口に出すキャラクターであること、また言葉選びは作品の色によりますし、どんな作品でも入れればいいって描写ではないですが 少年ハリウッドはそれが入れられる作品でした。上記のような台詞がポンポン出てくる。強い…。
不安、欲求、依頼心、飾りのない言葉で少年達のリアルが描かれていく、でも"地獄の人間関係"とか"ドロドロ"とかじゃなくて、なんか爽やかなんですよね すげー塩梅だ……
めっちゃ短い上に唐突だけどこれ書いてる間に完全版の公開が終わっちゃいそうなので一旦終わります!!!私はハリウッド東京に行く!!!!!
また書きます。